お役立ちコラム
2022/09/08
銀行の解約手続き
金融機関の手続き
銀行や郵便局に故人がなくなったことを連絡すると預貯金の口座が停止されます。
これは後々相続でもめたときに、相続人の争いに金融機関が巻き込まれないように遺産保全をするためです。
停止された故人の口座の預貯金は、金融機関の所定の手続きを経て、相続人の口座に入金されます。
手続きの流れ(少なくとも通常一月はかかります)
【1】 受付(取引支店の窓口にて申し出ます。以降口座は停止されます。)
【2】 手続き案内の送付(およそ1週間から)
【3】 必要書類の準備
【4】 必要書類をもって金融機関窓口へ
【5】 書類の確認(金融機関)と受付
【6】 手続き完了
必要書類としては「故人の出生から死亡までの戸籍謄本」「相続人全員の印鑑証明書」が求められる場合がほとんどです。
印鑑証明書には発行から6ヶ月以内や3ヶ月以内といった条件がつきますので予め確認が必要です。
なお、戸籍謄本は原本を持参する必要がありますが、できる限り原本は返却を求めましょう。
複数の金融機関などで手続きをする必要がある場合には特に費用の節約になります。